ビジョントレーニングとは目で見る力を鍛える力や
身体を使うことで、脳の処理能力をあげるトレーニングです。
やり方やツールを紹介します。
ビジョントレーニングはスポーツ選手も取り入れていることが多いです。
スポーツ選手の他、視力回復や発達障害の改善にも効果があると注目されています。
WBA世界ミドル級王座に挑戦する村田諒太選手が、ビジョントレーニングで視力回復に成功したと話題になりました。
「もともと左目(の視力)はいいんですよ。
今回は明るくて見やすかったからでしょう」検診後に控えめな口調で話したが、
視力が左2・0、右1・2。両目とも1・0だった5月から大幅に上回った。視覚能力を向上させるビジョントレーニングの成果といえそうだ。
ボクサーにとって目は重要。
約2年前から元WBA世界Sフライ級王者の飯田覚士氏(48)の指導を受け、自ら専用トレーニング器具を購入。
目の前を動く物体の動きを追い続ける動体視力、立体的な遠近感をつかむ立体視能力などの向上や視野の拡張に励んでいる。村田は「ビジョントレーニングは視力のためでなく、目の動きのもの」と説明したが、
スピードを生かした豊富な手数、
サイドステップで角度をつけたパンチを武器にするエンダム対策としても、
総合的な視力のアップは十分に機能する。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171019-00000043-sanspo-fight/cite>
野球選手もボールを起きかけるために積極的に取り入れています。
「見る力」の低下による悪影響
見る力が弱いと視力が下がるだけでなく、他にも困ったことがいろいろあります。
・学校の成績が上がらない
・仕事の効率があがらない
・板書をノートに取るのがうまくない。
・本をよむのが苦手
・定規やコンパスで長さが測れない
・漢字や英単語が覚えられない
・運動神経がわるくなる
ビジョントレーニングをするとこれらの能力が改善されます。
見る力をあげるには
ものを見ているのは目ではなくて、脳です。
「目が見える」、「目が見えない」などというように私たちは目でものを見て生活しています。
しかし、実は目というのは外からの情報をとり入れる器官に過ぎません。
実際に情報を認識するのは「頭」つまり「脳」です
視力と脳には密接な関係があります。
素早く目を動かしたり、手足を素早く的確に動かすことができるようにする、
これらの機能を高めるトレーニングがビジョントレーニングで視力回復トレーニングと言われることもあります。
しかし、ビジョントレーニングでいう「見る力」とは単に視力0.5とか1.2にようなことを言うのではありません。
「見る力」は大きく分けて、3つの能力を鍛える事ができます。
・眼球運動
・視空間認知
・両目のチームワーク
この3つです。
眼球運動
ものを目で追う力です。
視線を素早く動かしたり、両目を寄せたり話たりする運動です。
この力が衰えてる、情報を脳に入力する機能が衰えます。
視空間認知
目で見た情報を脳で処理する能力です。
全体像を見る働きがあり、ものをたんなる線や点でなく、
形として認識できるのはこの視空間認知のおかげです。
例えばこのような働きがあります。
・視点の対象と背景を区別する
・形や色を正しく認識できる
・ももの場所が、形が多少違っても、同じものだと認識できる。
目と身体のチームワーク
目と体のチームワークとは、資格と身体の働きを連動させることです。
野球選手が飛んできたボールをうつ。
ボクサーが動く的に正確にパンチする。
など、身体と目が両方素早くできて可能な動作です。
ビジョントレーニングのやり方
ビジョントレーニングには視力回復のトレーニングキットとして専門のツールがあります。
一部紹介します。
指標追跡のトレーニング
視野拡大のトレーニング
こちらは視力回復トレーナーの出口隆先生という方が販売されているツールです。