石破元幹事長周辺によりますと、「石破氏が出馬するよりも河野大臣を支援する方が自民党の改革につながる」などの意見が派閥内から複数出ていて、今回の総裁選は河野大臣を支援する方向で検討を進めているということです。
石破元幹事長はこうした意見を踏まえ、今回の出馬は見送る方向で調整をしているということです。
党員・党友票で多くの票が見込めていた石破氏の不出馬で、総裁選の状況は実質的に岸田氏・河野氏に絞られました。石破氏は二階派から推薦人を出してもらい出馬する動きもありましたが、議員票が多く見込まれないことなどから、不出馬となったとみられます。また、自ら河野氏を支持することを表明していた平議員（石破派）などの動きからも、河野氏と組むことで決選投票に持ち込ませずに1回目の投票で（河野氏に）決めきる戦略に出たとも見るべきでしょう。石破氏にとっては自民党改革という旗の下で戦う大義名分もつきやすいと言えます。
この土日に行われた調査では、石破氏の全国的な人気が裏付けられましたが、今週末にも行われる調査で石破氏抜きでどのような数字が出るのか、再度注目です。
石破氏が党員から本当に人気なのかは疑問なのですが、河野氏が出馬したらその党員票も河野氏に流れるでしょうから勝ち目はない。それならここは対決するより恩を売った方が賢明という判断でしょうね。
出ても勝てないし二階派に応援して貰っても石破さんの生命線である国民の世論が悪くなる。
今回は出ないで勝ち馬に乗って主流派になって幹事長当たりを狙う作戦ではないと思う。
「石破氏が出馬するよりも河野大臣を支援する方が自民党の改革につながる」
というのは建前でこのコロナの状況では総理総裁になるのは損と見たんだろう。
いつも思うけど、石破さんの良さがわからない。人気があると言うけれど、そのような事を聞いたことがない。マスコミは持ち上げるけど、その意味も分からない。しかも石破さんの言っている意味も分からない。本当に不思議な方です。
