少年サッカーの基礎トレーニング集
二人一組リフティング
1..二人一組でリフティングを行う
2.2~3回リフティングして、相手に渡す
繰り返す
使う部位を増やす
左右両足、足の甲以外にも様々な部位でリフティングを行う。
受け手が移動する
相手がリフティングをしている間、受け手が移動します。
相手にボールを返さないといけないので、自然と周りを見る習慣がつきます。
待ってる間にアクション
2~3回リフティングしている間に、相手は地面に1回は手をつかないといけないなどのルールを決めておくと、コーディネーションのの向上がはかれます。
ノーバウンドで返すのが難しければ
ボールをそのまま返すのが難しければ、ワンバウンドまではOKなどのルールを決めましょう。
適宜具体的なアドバイスを行う
コーチは様子をみながら、適宜アドバイスを行い、場合によっては手本をみせます。
リフティングのお手本動画
多人数ドリブル
1人1個ボールをもち、10人くらいでドリブルを行います。
全員でドリブルを行い、お互いがぶつからないようにフィールド内をドリブルを行う。
人にぶつからないようにドリブルする
たとえだ、フィールドで目があった人を交わすなどのルールを決めておれば、足元だけでなく、周囲を見ながらドリブルする必要があり、より効果的な練習が可能です。
フェイントをかける
相手をかわす場合にはフェイントをかけて抜くようにしましょう。
お互いの動きを見ながら行動する必要があります。
手旗信号でサインを出す
指導者が随時、左手を上げると左足でドリブル、といった具合にプレイの指示を出すことにより、選手が周りを見るトレーニングになります。
コーチは声かけをしながら、改善点を考えましょう
ドリブルのポイント
常にコントロールできる位置にボールを置き、細かくタッチします。そして、常に顔をあげてドリブルします。
ボールをコントロールしながら、次のドリブルコースを見つけることです。
ドリブルお手本動画
パスの基本
パスの基本は狙った所に正確にパスを出すことです
そのためには、ボールでなくて、ボールを受ける動き出しのタイミングを掴む必要があります。
ボールを受ける時には、次にパスを受ける方向を意識してボールを止めます。
そして、ボールを受ける前にすでに、次のパスやドリブルのことを考えます。
チームでのパス練習
10人くらいがフィールドに入り、3~4人に1個ずつボールを持たせる。
人数によって、フィールドの大きさや、ボールの数を調整します。
声での合図は禁止
声を変えあえば、当然タイミングがとりやすいですが、練習のため、声だし禁止にします。
パスを受ける側は先に動き出し、サインを決めておき、サインに合わせてパスを繰り出します。
ボール保持の時間制限を決める
例えば、ボールを所持して良い、時間は3秒までなどと制限時間を決めます。
コーチがDF役で入る
フィールド上にコーチが入り、妨害役に入ることにより、パスの駆け引きがより上手くなります
パスのポイント
パスを受けるにはボールを見るのも大切ですが、顔を上げたときに、受ける側が動くことが大切です。
しかし、大切なことは、直接大人が教えるのでなくて、子供に気付かせることです。
対面パスの練習法
対面パスの目的です
1.狙った所に正確にボールをけること
2.パス交換のスピードを上げること
3.パスをした直後にアクションを起こすことを習慣化させること
マーカーをおいてパスをする
対面パスでもやみくもにパスをしても意味がありません。
大切なことは正確にパスをすることです。
その為には直接選手にパスをするのでなく、選手の前にマーカーを置いて、そこめがけて、パスをします。
受けてもマーカーより少し下がって、マーカー地点でパスを受ます。
そしてパスをする側もパスをしたら、マーカーの後ろに下がってパスを待ちます。
受けたほうも素早く、次のアクションに動きます。
慣れてくると、マーカーを複数の場所において、素早く動きながら、パスを出しあえるようにします。、
シュートの練習法
攻め側:シュート役1人 パス枠1人
護り側:GK 1人 DF 1人
シュートする人がシュートを打ちこんだら、そのままDFにまわり、今度はDFがパスにまわり、パスををする人がシュートに回るというように、素早く交代しながら、シュートを打ちます。
そのコーチはGKやDFに支持をおくり、時にはGKにゴールをわざとあけるよう指示をおくり、選手が冷静に周りを見ているかを判断し、アドバイスを送ります。
多色コーンを使ったドリブル
コートの中に赤、青、黄色など、色分けしたコーンをランダムにおきます。
コーチから、「赤→青→黄」など、色の順を支持して、選手はその色の順にドリブルを行います。
応用編
スピードを競わせる
選手にコーンを回るスピードを競わせ、ゲーム的に楽しみます
パス枠を入れる
選手のうち、半分をパス役に回し、パスで持って、コーンを回避します。
2対2のゲーム
フィールドに、ラインやゴールを設定した上で、GKなしの2対2のゲームをします。
顔をあげて周囲を見ながらボールコントロールを行い、常にゴールを意識したチームプレイを行います。