子供の近視は治る。子供の近視の原因と治す方法。

子供の近視の原因と子供の近視を治す方法についてまとめました。

子供の近視の原因は？

近視の原因は生活習慣が主な理由

小学生以降、近視の子供はどんどん増えていっています。

近視の原因ははっきりとはわかっていませんが、
遺伝的な要員よりも、生活習慣のような外的環境が多いと言われています。

子供が近視かな？とおもったら

学校の視力検査は学校の先生が図りますし、体調によっては変化が生じます。
眼科で一度測り直すことをおすすめします。
近視などがなくきちんと見えている子もいれば、近視が少しあってＢに近いＡの子もいます。
Ａ～Ｂに下がる頃に気がつくことが大切です。近視予防には、最低年２回の視力検査が必要でしょう。

そもそも近視とは？

近視とは屈折異常の一種です。

ものを見たときに網膜上で正しくピントがあうひとが「正視」です。

近視では網膜の手前でピントが合い、遠視の人は網膜の後方でピントが合います。

乱視の場合はピントの合う方向がまちまちです。

メガネをかけるとピントが合います。

したがって、近視凹レンズで、遠視は凸レンズでピントが合うようになります。

子供の近視とは

子供の近視の殆どは仮性近視

近視には目の病気から起こる病的近視と、目の酷使から起こる単純近視がありますが、子供の近視は殆どが単純近視です。

しかも、正しい処置をすれば回復する「仮性近視」といわれる状態がほとんどです。

子供は自分で目が悪くなっている子に気が付かないので、対処大事。

また、子供の近視は子ども自身がどの程度見えていないかをわかっていないことが多いです。

０. ３の視力の子でも、『見えているの？』と聞くと、『見えているよ。』と答えます。

しかし,眼科でその子に合ったメガネをかけると『あー、よく見える！！』、はずすと『全然見えない』と言います。

メガネをかけて初めて正しい見え方が解り、その正しい見え方と自分の見え方を比較して自分の悪い見え方に気づくのです。

近視を予防するには？

近視を予防するには、目を酷使しないこと、後述する視力回復方などで目をやすませることができれば、予防だけでなく回復することも可能です。

勉強中や、ゲームをしているとき、漫画を読んでいるときなどの姿勢もまっすぐに一定の距離とって、ものを見るように指導してください。

眼科で近視は治る？

眼科では点眼薬を処方されます。

これをピントを合わせる毛様筋を調整する点眼薬ですが、一定の効果があります。

合わせて、視力回復のトレーニングが有効です。

高学年になるほど近視はすすむ

近視は早い子だと低学年から出始め、適切な処置をしないとどんどん進行します。

また、高学年になるほど近視の割合は多くなっています。

また、成長期には眼球も成長するので、眼軸長（目の幅）が伸び、ピントが手前にずれることで、近視になりやすいという説もあります。

近視は何歳くらいまで進む？

近視は小学生からほうっておくと、20代後半くらいまで進むと言われています。

ひどい人はそれ以降も進むようです。

その為、視力が下がり始めたら、できるだけ早く適切な処置をする必要があります。

また大人の人でもデスクワークなどで疲れ目が出る人にも視力回復のトレーニングは効果的です。

近視の治療法は？

子供のころに近視になり、そのままメガネをかけ続けおとなになってしまった場合は、レーシックなどの視力回復手術などを行わないと視力回復は困難です。

しかし、子供のころに目が悪くなった場合は視力回復のトレーニングで近視が回復・緩和する可能性が高いです。

近視がどれくらい進んだらメガネは必要？

メガネは視力回復法を実践しても近視が回復しなくて、どうしても日常生活に支障をきたせば検討しましょう。

メガネをかけ続けると基本的に近視は加速していく場合がほとんどです。

子供のメガネはどんなものがおすすめ？

メガネを作る時は専門医に処方してもらいましょう。

検眼は医療行為です。まちがった度数のメガネを処方されたりすると、近視が進んでしまったり、眼精疲労によりいろいろな症状を引き起こしたりすることがあります。