デビルサバイバー2のアニメを見たが微妙だった・・・
ゲームの方はやりこみゲームとして、かなり面白かったので、
アニメ化されているとしってアニメを見てみました。
今更ですが、デビルサバイバー2のアニメを見たが原作ゲームと比べると、なんとも微妙。
このアニメって、ゲームをした人がみると、キャラの扱いとかがゲームとちがっていて微妙だし、
アニメが面白かったと思った人は、ゲームに入ると雰囲気が違うので、また微妙。
ターゲットはだれなんだ?
ペルソナ4は神アニメだったのに・・・
※以下、ネタバレ含む
ゲームとアニメキャラ比較
■主人公
ゲーム
プレイヤーの選択肢にもよるが、普通の高校生、または天然ボケの選択肢が多し。
アニメ
正義感・熱血漢。実際のゲームではその方向の選択肢は少ない。
■志島大地
性格的にはゲーム・原作と大きな違いはない。
ゲーム
力が伸びる優秀ない物理アタッカー担当
アニメ
序盤、何故か、貧弱な悪魔しか持っておらず、良く言えばサポート担当。
終盤、一応覚醒するが。
■新田維緒
性格的にはゲーム・原作と大きな違いはないが、アニメのほうがヒロインの位置づけが強い。
ゲーム
引っ込み思案で、自己主張が少ない。主人公への明確な好意の描写は少ない。
アニメ
ゲームよりやや自己主張が強い。紆余曲折ありましたが、両親が死んだという描写はない。
志島・新田は主人公に近いキャラでもあり、それほど大きな違和感は少ないが後がひどい。
■秋江 譲(ジョー)
性格的には大きな違いはないが、アニメでは内面について語られるエピソードもなく、見せ場もなく、わずか数話で死亡する。
■和久井 啓太(ケイタ)
わずか1話で助けられずに、ゲームではある精神的な成長をみることもなく死亡。
ある意味、アニメ化の最大の被害者。
■九条 緋那子(ヒナコ)
ゲームでは主人公たちより後で、ジプスに参加するが、アニメではすでに参加している。
ゲーム以上にコスチュームに露出が多い。
登場回など露出狂のよう。
死にかけるので、包帯をずっとまいている(いるのかこの演出)が、何故か元気。
ゲームはアイリとの漫才のようなカラミが多いが、アニメではほとんどない。
やはり、終盤死亡。
■伴 亜衣梨(バン アイリ)
ゲームではヒナコのとカラミが多いが、アニメではジュンゴとセットのことが多い。
終盤死亡。
■鳥居 純吾(トリイ ジュンゴ)
ゲームの方が行動が宇宙人だが、あまり大きな違いが少ない。
終盤死亡。
■栗木 ロナウド(クリキ ロナウド)
アニメ化の被害者
ゲーム
エンディング分岐のキーパーソン。
分岐先の相棒にになるか、または終盤でボスとして立ちふさがり、死亡する。
アニメ
元ジプスというオリジナルの設定が加わる。
アニメのヤマトがゲーム以上に冷血なため、よりまともな人に見える。
にも、かかわらず、あっさり、ヤマトに利用され死亡する。
■峰津院 大和(ホウツイン ヤマト)
アニメ化のひどい被害者
ゲーム
アニメと同じように、キーパーソンの1人。
能力至上主義でリアリストだが、冷血漢の描写はない。
仲間を積極的に切り捨てる描写はない。周囲の理解を得ようとはしていないが、
主人公も対等に見ており、アニメほどには他人を見下してはいない。
他人には期待していないだけで、蔑視している描写は少ない。
ヤマトエンドに行かない場合も、最後は主人公らを助けて死亡する。
たこやきと気に入るなどおちゃめな描写も。
ブレイクコードではさらに自己犠牲がつよい正義漢の面が描かれる。
アニメ
もう一人の主人公といえなくもない。
能力至上主義といっているが、ただの冷血漢として描かれる。
自分以外の人間を見下し、自分以外のものは何でも犠牲にしている。
自己中心的でいやな奴としての描写がひどい。
友情など感じるはずがない人物として描かれる。
こちらのヤマトに後述のようにマコトが好意を抱くことも不自然。
ゲームとは別人
■迫 真琴(サコ マコト)
アニメ化の被害者
アニメではヤマトの手駒としての描写が多い。
ゲームでみせるきくばりやさしさや、かわいさがない。
・ゲーム
悩みながらも最後は自分の意志に従う。
主人公たち、高校生を戦いに巻き込むことに葛藤する。
ヤマトとは考えが異なりぶつかることも。
・アニメ
悩みながらも、結局、ヤマトに依存し、ヤマトに従う。
主人公たち、高校生を戦いに巻き込むことに葛藤がない。
イオを犠牲にすることにも躊躇がない。
ヤマトをかばって死亡。
ゲームとは別人。
■菅野 史(カンノ フミ)
アニメ化のひどい被害者
マコトとおなじく、アニメではヤマトの手駒としての描写が多い。
・ゲーム
浮世離れした性格だが、苦労人。
なんだかんだ言って、チームの頭脳担当でいろいろまわりの面倒を見ている。
仲間をあっさり犠牲にする描写はない。
爆乳。
・アニメ
内面の描写もなく、仲間をあっさり犠牲にするただの冷血な人。
おまけにあっさり死亡。
フミファンはおこるな。
ゲームとは別人。
■柳谷 乙女(ヤナギヤ オトメ)
性格の描写と印象が少しことなる。
というか、アニメで序盤ででてきて、大した見せ場もなく、わずか数話であっさり死亡する。
■憂う者(ウレウモノ)
ゲーム
終盤まで正体不明の謎の男
アニメ
序盤で自分からあっさり正体暴露。
主人公たちに朝食をつくるなど活動的。
ゲームでは、最後まで基本的に傍観者の立場だが、アニメではエヴァのカヲルくんのような立ち位置に。
まとめ
主人公とヤマトを主軸に話がすすむが全体として、悲壮感ただようストーリー。
ストーリーがアニメ化にともない修正されるのは一定しかたないが、
ヤマトの人物描写とサブキャラの扱いがひどい。
ロナウドはかませだし、フミはなんかおかしい人だし。
メインキャラであるヤマト・マコトがまるで別人。(特にブレイクコードをするともっと違和感が)
サブキャラもフミが悪い意味で別人。
全体的にキャラに共感がもてない。
ペルソナのようにはいかんかったか。