前作6のシステム周りで10年ほど前に発売された「2」のリメイクです。
とはいえ、10年前のゲームとはいい意味でほとんど別のゲーム。
10年前の2は視点も変えられなかった時代ですからね。
目次
本作の見所まとめ
シナリオ:メインストーリー
極をプレイしていない人も、冒頭で前作の解説があるので一応わかります。
でも、前作「極」をしていると、面白さは当然アップ。
元々の「2」をしていない人にも当然オススメ。
雰囲気としては無印や「0」のようなハードはストーリーですが、
今作は近年の4以降の龍が如くと違い、ボスの「郷田龍司」が良いボスキャラをしてるので話もわかりやすく、ハードなストーリーでありながら、なんでこいつがボスやねん!みたいな不完全燃焼さもないです。
ちなみにストーリーは2が一番という人も多い。
しかし、堂島大吾の声優さんいつまでたってもうまいとはいえんな・・・・
シナリオ:真島編
真島の兄さんの追加ストーリー
時系列的には「極2」の前。
兄さんが東城会を去ることになったエピソードが描かれます。
プレイアブルキャラですが、強くはできません。
一応、バトルもありますが、基本はバトルはおまけ。
サブストーリーもありません。
話自体も短い。
「マキムラマコト」も登場します。
ゲームとしては面白みはあまりないですが、真島の兄さんをまた好きになる物語です。
バトルシステム
6のシステムを洗練した感じ。
序盤はやや非力な桐生ちゃんですが、強くなっていくのを実感できるのはおもしろい。
武器システムも復活。
ただ、6のときと同じく、投技がすっぽ抜ける。
ボス
龍が如くのボスキャラは4以降、悪い意味で姑息な黒幕とか、悪い意味で「なんでこいつが」という感じのやつらばっかりで、
「ラスト以外は最高」とか「ストーリー以外は神ゲー」なんていわれることもありますが、
今作の郷田龍司はみたまんまの、わかりやすく魅力的な悪役です。
サブストーリー
サブストーリーの数自体は70ちょっとなんで多くはないのですが、
クランクリエーター、キャバクラ運営、バトルダンジョンなど、
かなり、ボリュームが多いものが多いです。
たぶん普通にクリアするのなら、というか、ラスボス前にかなり準備しても
闘技場など終わらないものもありますし、まだフラグの解除法がわからないものも結構あります。
ボリューム充分
マイナス点
MAPの一部カット
リメイク前をしてない人はわかりませんが、MAPが一部カットされてます。
入れるとことは増えてるんですが、そこに何があるというわけでもないので、
「あるだけスペース」を一杯作って、町並みをカットしちゃったのが残念。
バトルバランスが一部悪い。
ラスボスの郷田龍司より、道中出てくる中ボスが強い。
真島編・バーチャロン・バーチャファイターの操作法がわかりにくい。
ミニゲームの、バーチャロン・バーチャファイターの説明がほとんどないので、わかりにくいです。
昔やったことありますが、もう忘れてるんで無理。
プレイアブルキャラクターの真島の兄さんも、いろいろ技があるんですが、
操作説明がないので、やりながら見つけるしかない。
ちょっとひどい。
カウンター技も使えるんですが、
偶然見つけただけで正直わからない。
『0』をやっているとなんとなくわかりますが、
未プレイ者には不親切と言わざるを得ない。
真島編がストーリー以外はつまらない
真島編がストーリー以外にゲーム性がまるでないのが残念。
一応、道中敵を倒したご褒美でお金がもらえて本編につかえるのですが、
今作、金策はあまり困らないので、サブストーリーがほしかったところ。
おすすめ度は?
★5点中でいうと★4点かな。
おすすめはできます。
ただ同じ龍が如くでも「0」・「維新」と比べるとやや不満。