レーシックのあと可能性のある後遺症と術前にかならず注意しないといけないことです。
将来的に後遺症が出る可能性はありますか?
レーシックは技術としては新しい技術です。
手術を受けた人で30年も立っている人はいません。
せいぜい、20年位でしょう。
ですから、数十年先にどうなるかという臨床のデータはありません。
しかし、全世界の眼科が研究を重ねた結果安全が保証されている手術ですから、数十年後、レーシックが原因で目に大きなトラブルが起こるとは考えにくいです。
レーシックで失明することは?
レーシックは目に穴を開けるという技術ではありません。
簡単にいいますとレーザーで角膜をけずり、目のレンズの屈折力を変えること視力を矯正する方法です。
経験豊富な石が正しい適切な手術を行えば失明などありません。
後遺症が残った主な原因は2つです。
- クリニックのずさん設備管理
- 十分な事前のカウンセリングの不足
レーシックで事故を防ぐには十分にクリニックを選ぶこと、
事前のカウンセリングをしっかり受けて、自分にあった施術を受け、過剰に矯正をしないことです。
間違っても料金で安いからという理由だけでクリニックをえらんではいけません。
レーシックの後遺症
グレア
光を見たときに眩しさを感じます。
ハロ
光を見た時に周囲に輪が生じたり、光の輪が白っぽく見えたりします
ドライアイ・乾燥感
暗視力の低下
夕方になったときに一時的に暗いところで見えにくくなります
これらは、基本的には一時的なものですから、日常生活に全く支障はありませんが、問題があるようでしたら医師に相談しましょう。
術前の検査で気をつけること
術前の検査では以下の様な検査を受けます。
角膜の形状測定、近視・乱視の程度の測定、角膜屈折力の測定、眼圧、矯正視力、瞳孔径、角膜の厚さ、瞳孔の長さなどの検査です。
眼の状態は当日の体調でも変化します。
正しいデータを取るためには万全の体調にしておきましょう。
過矯正
過矯正とは必要以上に矯正してしまった状態です。
データ上は正視や軽い近視と判断されますが、それは目の調整によるもので、近くが見えにくいなどの症状がでます。
過矯正が起こる背景
近年レーシックの料金が安くなってきていますが、その半面視力1.5を確実に作り出すために、画一的な矯正を行ってしまっているクリニックもあるそうです。
また、レーシックを受ける人達も視力の数値は高いほどいいとの誤解をしてしまっています。
近年は技術的な進歩により、技術的なトラブルはほとんどありません。
しかし、術後の客観的な検査データに現れないタイプのトラブルがあります。
この新しいタイプのトラブルでは目の疲れ、頭痛、重度のドライアイ、不眠などの症状がでます。
その結果、レーシック手術後、目や身体にトラブルが起きているにもかかわらず、客観的なデータに現れないために適切な手術を受けられない人たちがレーシック難民と呼ばれています。
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