二重まぶたか一重まぶたかは、基本的には遺伝によって決まるものです。
白人や黒人には二重まぶたが多く、モンゴルや中国、日本の人には一重まぶたが多いです。
白人などに二重まぶたが多いのは、額と鼻がT字形に頬からせり出しているため、眉毛に対して目が奥にあることからくぼみができやすく、そのために二重まぶたが形成されるためだと思われます。
まぶたは眼球を保護し、潤いを与えます。このため、まぶたは開いたり閉じたりします。
この動きは、まぶたの下の淵に沿って入っている瞼板(けんばん)という軟骨のような硬い板がまぶたの上の方から伸びている筋肉とくっつき、その収縮によって瞼板を引っ張ることで行われます。
筋肉が一ヶ所で単純に瞼板と接合している場合は一重まぶたになり、枝分かれした筋肉が瞼板だけでなく皮膚ともくっついていると、引っ張ったときに瞼板と皮膚の間にヒダができるため、二重まぶたになります。
二重まぶたには種類があります。
平行型
二重まぶたは大きく分けて3種類に分類されます。「平行型」は、目頭から目尻にかけて幅広いラインになります。
末広型
「末広型」は、目尻にかけてラインの幅が広くなります。
奥二重
二重の幅が狭いのは「奥二重」と呼ばれます。
平行型は欧米人に多く見られ、パッチリと大きく見えるので華やかな印象を与えます。
世界的にも平行型が多いといわれます。
末広型は、日本人に多く見られ、すっきりとした印象が特徴です。
目頭に蒙古ヒダがあると、末広型になりやすいようです。奥二重は、二重まぶたになっている部分がまぶたの奥に隠れている状態です。
自分は一重まぶただと思っていても、実は奥二重だったりすることがあります。
二重まぶたを自力で作るには?
二重まぶたといえばプチ整形が思い浮かびますが、自力で二重まぶたを手に入れる方法もあります。
一重まぶたの人の方が、二重まぶたの人よりもまぶたの脂肪が分厚くなっています。
この脂肪を取り除くことで、自力で二重まぶたを手に入れることができると考えられます。
目の周りのむくみや脂肪を取るようにマッサージしたり、目の開き方を変えたりしていると、自力で二重まぶたになることができます。
つまり、自分でエステをすることで二重を作る方法です。
専門のマニュアルもあります。
また、二重まぶたに自力でなるためのグッズもあります。
有名なのはアイプチですね。
このほかにもアイテープといったものもあります。
これらは、まぶたを接着させて二重まぶたを作るというタイプのグッズです。
こういったグッズを使って自力で二重まぶたを作るのもいいでしょう。
ただ、汗やまばたき、刺激などで簡単によれたり落ちてしまうこともあるので、上手につかいましょう。
普段使う顔の筋肉の偏りをなくすのも効果的です。
自分のしゃべっている顔を鏡などでよく観察してみましょう。
意外に動いていない顔の部分があるはずです。こういった部分の筋肉を意識して使ってみましょう。
気長に続けることで二重まぶたのマッサージなどに好影響を与えてくれるでしょう。
二重まぶたになるエクササイズもいいでしょう。
これは、とても簡単です。
普段から目をゆっくりと大きく見開くようにしてみます。
まばたきもゆっくり大きくしましょう。
また、鏡をみながらできるだけ眉毛を動かさず、まぶたの筋肉を動かす練習をしてみるのもいいでしょう。どちらも一重まぶたのまぶたの脂肪に効いてくるはずです。