基礎体温はおおよそわかっていればいいです。
基礎体温表は排卵期が大体どのあたりかをしる手段として使いましょう。
目次
基礎体温の正しい測り方
1.毎朝、決まった時間に測ること。
寝る前に、枕元に体温計をおいておいて、目が覚めたらすぐに測りましょう。
2.測り終わるまで動かない
測り終わるまで動かないようにしましょう。
基礎体温表の記入方法と見方
基礎体温は2~3ヶ月ほど計測を続けると、生理週間や排卵時期を予測することができます。
これは医師の資料にもなります。
ノートに付けてもいいですが、最近ではアプリや専用のサイトがあるので便利です。
基礎体温表 ウーマンコム
パソコン・携帯・スマホから基礎体温を入力すると、基礎体温グラフが簡単にできあがります。妊娠しやすい期間、排卵日、つぎの生理日もすぐに分かります。すべて無料で利用できる基礎体温記録サイトです
基礎体温表の見方
低温期と高温期と呼ばれる2つの時期があり、その分かれ目に排卵期があります。
体温が下がる時期が分かることが大切です。
以下の場合は注意です。
医師に相談しましょう。
高温期が短い!(9日以内)
高温期が短い場合は黄体機能不全という黄体ホルモンの分泌に問題がある可能性があります。
高温期が長い(16日以上)
16日以上続く場合はすでに妊娠している場合があります。
さらに21日以上続いて出血した場合は、切迫流産している可能性もあります。
高温期がない
基礎体温に全く変化がない場合やグラフが横ばいのばあいは無排卵月経の可能性があります。
ストレスなどで一時的な場合もありますので、医師と相談しましょう。
食生活を改善しましょう
タンパク質を強化しましょう
健康を保つためには、いろいろな栄養をバランスよく摂取することが大切ですが、こと妊娠ではタンパク質が重要です。
肉・魚・卵の動物性タンパク質と大豆などの植物性タンパク質を強化し、鉄分や葉酸を含むサプリも補助食品として摂取しましょう。
抗酸化・抗糖化・抗炎症
抗酸化
酸化によるストレスは卵巣機能を低下させます。
喫煙、飲酒、ストレスは体の酸化を招き、卵巣機能を低下させます
大豆イソフラボン、トマトに含まれるリコピンなどが抗酸化効果がありますので、食事でとりましょう。
抗糖化
糖質の摂り過ぎは卵子が劣化します。
糖分やうどんなどの糖分の過剰な摂取は糖分とタンパク質が結びつきAGEs(終末糖化産物)という老化を進ませる物質をつくり、卵子の劣化を招きます。
抗炎症
しそ油、亜麻仁油は加熱せずに積極的にとり、マーガリン、ショートニングなどとトランス型脂肪酸は避けましょう。
トランス型脂肪酸が含まれる食べ物:水素添加によって製造されるマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物など。
BMIを20~24にしましょう。
現代の女性はストレスが多く、太り過ぎの女性や痩せ過ぎの女性が多いです。
とくにやせすぎの場合は子供が成人すると成人病のリスクがあがる低出生体重児が増えています。
妊娠に適した体型にしましょう。
それがBMI20~24程度です。
BMI=体重kg÷(身長m×身長m)or体重kg÷身長m÷身長m
例:体重55kg 身長160cm(1.6m)の場合 55÷1.6÷1.6=21.48
ビタミンDの摂取と生成を
ビタミンDは卵巣の着床率を上げます。
いっぽうビタミンDが欠如すると、卵巣の老化を招きます。
またビタミンD不足は妊娠糖尿病や、低出生体重児などとの関連性をあると言われます。
しらす干し、いわし、ニシンすじこ、いくら、紅鮭、などの食材を食べる他、陽に当たることでも体内で生成されます。
多少は日にあたりましょう。
食事の食べる順に気をつけましょう。
食事の順も気をつけましょう。
最初にごはんを食べると、血糖値があがります。
まずは、食物繊維から食べましょう。
食物繊維(野菜)⇒タンパク質(肉・魚)⇒炭水化物(ごはん)の順に食べるようにしましょう。
妊活中に摂取したい食品はこれ
大豆イソフラボン、トマトのリコピン、ブドウのポリフェノール、ブルーベリーのアントシアニン
パートナーには亜鉛、生牡蠣、卵黄、牛肉など。
食品で難しい場合はサプリを摂取したい。
妊活中に避けたい食品はこれ
餅、精白米、うどん、食パン、じゃがいも、キャンディ、菓子パン、チョコレート、白砂糖、黒砂糖、はちみつなど。
主食となるコメやパンは白いものほど血糖値をあげるグリセミック指数が高いので避けたほうが無難。
冷え対策
冷えにより血流が滞ると、子宮内膜症や子宮筋腫の原因になることも。
生殖機能に影響することもあります。
冷え対策に漢方薬をのむのもよいです。
リラクゼーション
妊活中は頑張っているのに結果がでないとストレスが溜まりがち、夫婦生活が苦痛になるとますます良くありません。
リラクゼーションも大切です。
サプリ
妊活サプリにはリラクゼーション効果のあるものもあります。
アロマ
リラクゼーション効果のあるアロマもおすすめ。
その他、音楽など自分にあったものを選びましょう。
エクササイズ
健康な子宮や卵巣とは血流がよく、酸素や栄養がいきわたった状態です。
しかし、睡眠不足や冷え・ストレスで血流が悪くなると、生理不順や生理痛を引き起こします。
特に、肩こり、骨盤のエクササイズは怠らずに。