子供頃から視力低下が著しい子供はたくさんいます。
その大きな原因として、夜ふかしをしてのスマホいじりなど、昔は勉強をすることで近視になっていましたが、今時の子供は、ゲームやスマホの使いすぎで近視になる人が増えてきています。
ご自身のお子さんが、毎日スマホを使っていませんか。
それともゲームを毎日行っていませんか。
この2つは視力低下への最大の理由となります。
視力が正常というのはどのくらいの視力があればいいのでしょうか。
昔は学校の視力検査では、1.2から1.5というのが正常な人の視力と言われていました。
中には視力2.0という人もいました。
最近では、視力が1.0あれば通常の生活の中では困らないくらいの見え方といわれています。(これが正視の目安です。)
運転免許の場合は、両目で0.7以上あればメガネをかけなくてもOKとなっています。
1.0というのはあくまでも目安であり、生活をしていく上で必要な最低限の視力と言えば0.8程度あれば何の問題もありません。
ぎりぎりセーフのラインが0.7という視力です。
運転免許の0.7というのは、いろいろな実証から得られた視力なので、目安にはなります。
ただ、1.0以上あれば普段の生活の中で、影響なく生活をしていくことの目安となり、目標にするには丁度いい傾向です。
そもそも視力測定の機銃を知っておけば、1.0という視力がどんなものかがわかると思います。
まず視力検査に使われている穴あきの丸い絵ですが、ランドルト環と読んでいます。
ランドルトカンの大きさが7.5mmで5m離れたところから見えれば、視力が1.0ということです。
ランドルトカンの切れ目は1・5mmと日本では決められています。
5mの距離からどこが空いているかを示して、今の視力を測っていきます。
ただし、正式な国際基準では、ランドルトカンの大きさは7.362mmで隙間は1.454mmというのが正式な大きさのようです。
日本の場合は、国際基準より若干大きいいのが特徴です。
それ以上や以下の視力を測るには距離を帰るのがいいのですが、視力検査で毎回距離を帰るわけにも行きませんので、ランドルトカンのサイズと隙間のサイズを変えることで、距離が同じ5mで基準の1.0の視力以外の視力を測ることができます。
日本の視力検査では、1.0のランドルトカンを基準として、いろいろな視力を測定しています。
今はすべてランドルト環の大きさを変えることで、視力検査をおこなっていますが、昔は、図る距離を変えてから視力検査をおこなっていました。