シミ対策での化粧品選びをするための、シミに効く有効性成分についての情報をまとめました。
目次
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを肌に浸透しやすく加工したものです。
ビタミンC誘導体の効果は?
1)メラニン色素の生成を抑制⇒シミやそばかすを薄くし、防止します。
2)肌のコラーゲンを増やすします。⇒シワやたるみを改善します。
3)活性酸素を除去⇒肌の老化を防止します。
4)抗炎症作用⇒ニキビ解消に効果があります。
5)皮脂分泌抑制効果⇒毛穴を引き締めます。
6)セラミド合成促進効果⇒毛穴を目立ちにくくします。
7)血行促進効果⇒ターンオーバーを正常化、シミやシワなどを改善します
ビタミンC誘導体の種類
ビタミンC誘導体の種類は、大きく「水溶性」「脂溶性」「新型」の3種類に分けられます。
成分の種類ごとに特徴があり、自分の求めている成分のものを選ぶことが大切です。
水溶性
即効性が高く、通常のビタミンCのおよそ 8倍の浸透性を持ち、半日、12時間ほどの効果があります。
とくに、リン酸型ビタミンC誘導体が効果が高いと言われており、「アスコルビルリン酸」という表示があります。(「アスコルビルリン酸エステル塩」、「アスコルビルリン酸Na」)
脂溶性
即効性は水溶性に劣りますが、浸透性は水溶性の3倍。持続力は24時間。また乾燥しにくいです。「パルミチン型」「ジパルミチン酸型」「ステアリン酸型」「イソパルミチン酸型」と言ったもの
があります。
「テトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)」などの表示があります。
新型
水溶性・脂溶性の両方のメリットがあります。脂溶性の5~3倍の浸透性を持ちツッパリ感の軽減されています。
しかし、データが少なく、直射日光や水、空気によって劣化しやすい。「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」「APPSビタミンC誘導体」
ビタミンC誘導体を見るポイントまとめ
水溶性
リン酸型ビタミンC誘導体
「アスコルビルリン酸エステル塩」、「アスコルビルリン酸Na」
⇒即効性が高い
脂溶性
「パルミチン型」「ジパルミチン酸型」「ステアリン酸型」「イソパルミチン酸型」「テトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)」
⇒持続力がある
新型
「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」「APPSビタミンC誘導体」
⇒水溶性と脂溶性の両方のメリットがあるが、データが少なく、安定性が低い。
その他の成分
その他のシミに効果のある有効成分です。
フラーレン
肌年齢を加速させるさまざまな原因に対してサポートしてくれます。
ハイドロキノン
このメラノサイトの働きを抑制し、メラニンの生成を抑制、チロシンという物質からメラニンを作る過程をブロックすることでメラニン自体を減少させる働きもあります。
プラセンタ
美白効果、保湿効果、血行促進効果、新陳代謝の促進、紫外線によるダメージの緩和などの効果があります。
シミに効果のある有効成分まとめ
実際には効果には年齢や肌質により様々ですから、自分にあった化粧品選びの一つの参考にしましょう!